9月10日の日記
2005年9月10日■久しぶりに新宿御苑前「萬盛園」へ。
相変らず空いてるー。
安旨ガッツリっぷりを軽く満喫し、
4人で10000円ナリ。
忘れた頃にまた来よ。
■読了:町田康/告白
凄い。これはやばい。やばいわ。
紛れも無い現代劇だわ。
単純に物語としても面白いけど、
個人的には、コミュニケーション、
そして、それを構成する言語そのものに
言及していった小説という印象。
人よりも人を思うという事が、
人よりも人の事を考えるという事が、
時として人と人との間により深い断絶を作り出す
コミュニケーションの恐怖。
さらに恐怖の源流を遡ると、
コミュニケーションの媒体としての言語と
それによってのみ構成される
「小説」という形態の脆さに行き着いてしまう自己矛盾。
分かりやすい言葉にした途端、
失われる本質、ずれていく真実。
複雑に蠢く情念を置き去りにして、
表層上をだだ滑っていく言葉達。
コミュニケーション至上主義、
コミュニケーションの上手下手のみが
全ての評価軸となりつつある時代の末路がここに。
マニフェストもまた然り。
そして次の文学へ。
■遂に正体を現したベースコントロールの今後に注目。
目標はポストユニクロか。
それとも日本版アメリカン・アパレルか。
□ちょっと行ってきます。
相変らず空いてるー。
安旨ガッツリっぷりを軽く満喫し、
4人で10000円ナリ。
忘れた頃にまた来よ。
■読了:町田康/告白
凄い。これはやばい。やばいわ。
紛れも無い現代劇だわ。
単純に物語としても面白いけど、
個人的には、コミュニケーション、
そして、それを構成する言語そのものに
言及していった小説という印象。
人よりも人を思うという事が、
人よりも人の事を考えるという事が、
時として人と人との間により深い断絶を作り出す
コミュニケーションの恐怖。
さらに恐怖の源流を遡ると、
コミュニケーションの媒体としての言語と
それによってのみ構成される
「小説」という形態の脆さに行き着いてしまう自己矛盾。
分かりやすい言葉にした途端、
失われる本質、ずれていく真実。
複雑に蠢く情念を置き去りにして、
表層上をだだ滑っていく言葉達。
コミュニケーション至上主義、
コミュニケーションの上手下手のみが
全ての評価軸となりつつある時代の末路がここに。
マニフェストもまた然り。
そして次の文学へ。
■遂に正体を現したベースコントロールの今後に注目。
目標はポストユニクロか。
それとも日本版アメリカン・アパレルか。
□ちょっと行ってきます。
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