1月30日の日記
2006年1月30日■新宿御苑前「礼華」へ。
8000円のプリフィクスコースで。
ピータン豆腐オリジナルソース、上海蟹と豆腐の煮物、
イベリコ豚の四川風煮物、フカヒレ姿煮四川風などなど。
あー美味い。
相変らずの満足。
ただフカヒレの姿煮、
はじめて四川風いったんだけど、
僕にはちょっと酸っぱかった。
いつもの上海風の方が好みかな。
2人で21000円ナリ。
■読了:佐野眞一/誰が「本」を殺すのか
上下巻。
やっと読んだ。
かなり面白かった。
取材対象の幅広さが素晴らしい。
出版社から取次、本屋、図書館、新古書店など、
本を囲む有象無象、善と悪、過去と未来、入口と出口が
答の見えないごった煮の中、暗闘する面白さ。
壮観。
でも。でも一方で思う。
この筆者のように、
国民の最大公約数を集約した分かりやすいベストセラーを差別し、
そこのみに群がり、その奥にある本の森に分け入ろうとしない
読者達を差別するその姿勢こそが。
そういう無自覚な選民思想こそが、本を殺したのではないだろうか。
人は試すもんじゃない。育てるもんだよ。
そして音楽もまた。
8000円のプリフィクスコースで。
ピータン豆腐オリジナルソース、上海蟹と豆腐の煮物、
イベリコ豚の四川風煮物、フカヒレ姿煮四川風などなど。
あー美味い。
相変らずの満足。
ただフカヒレの姿煮、
はじめて四川風いったんだけど、
僕にはちょっと酸っぱかった。
いつもの上海風の方が好みかな。
2人で21000円ナリ。
■読了:佐野眞一/誰が「本」を殺すのか
上下巻。
やっと読んだ。
かなり面白かった。
取材対象の幅広さが素晴らしい。
出版社から取次、本屋、図書館、新古書店など、
本を囲む有象無象、善と悪、過去と未来、入口と出口が
答の見えないごった煮の中、暗闘する面白さ。
壮観。
でも。でも一方で思う。
この筆者のように、
国民の最大公約数を集約した分かりやすいベストセラーを差別し、
そこのみに群がり、その奥にある本の森に分け入ろうとしない
読者達を差別するその姿勢こそが。
そういう無自覚な選民思想こそが、本を殺したのではないだろうか。
人は試すもんじゃない。育てるもんだよ。
そして音楽もまた。
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