12月16日の日記

2008年12月16日 日常
■平和島「髭」へ。
次郎系。油そばを。

真ん中に黄身を配し、
極悪な盛りっぷりで登場。
黄身ともやしと極太麺と、
底にヒタヒタと沈む背脂を
ぐわしぐわしとかき混ぜ、
キャパオーバーな麺量を
半ば強引に口中に詰め込み、
ムシャリムシャリと咀嚼。
いやー、200%ジャンクの旨さ。
健康に鞭打つ背徳的旨さ。
たまんねー。
イケるかどうかびびったけど、
気がつけばちゃっかり完食。
700円ナリ。

実質的女人禁制。



■読了:スコット・フィッツジェラルド/グレート・ギャツビー

村上春樹訳。

美しい。素晴らしい。
永遠にも一瞬にも思える
ひと夏の物語。

かなりのスロースターターっぷりで
後半に入って初めて物語が動き始めるが、
読み終わってみると、
そのどうしようもない孤独を浮き立たせるために、
前半のフリが効いている事がよく分かる。

永遠に続くかのような顔をして、
でも永遠に続くわけもなく、
気がつけば永遠に手に入らないものだからこそ、
後ろを振りかえると、眩くキラキラと、
目を開けて見ていられない位に
儚く、美しい、一瞬の煌きがそこに。

邯鄲の夢。

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