■祐天寺「勃魂出日農」へ。
ほぼ飛び込みで。
エビスで乾杯。
国産牛トリッパピリ辛トマト煮込み&
焼きリゾットでスタート。
これいきなり最高で期待高まる。
さらにマルゲリータと
ちょい辛の悪魔のピッツアのハーフ&ハーフ。
白子とカラスミのピッツアと
クアトロフォルマッジのハーフ&ハーフ。
えぞ鹿のラグー、
サルシッチャのクリームソースのパスタ、
などなど頼んで食いまくり。
うまいー。
こっちが勝手に作った期待値を
軽々と超えていく美味さ。
すげー。
ただ美味いだけでなく、どこか一味違う。
きっちりこの店だけのオリジナルに昇華されてる。
凄い。
どの皿も量しっかりで、
パンチのあるはっきりした味付け。
基本、ワイン好き向けで、赤に合うガツン系。
たまに塩が強いのがあるのはご愛嬌ってことで。
散々食い散らかして、
4人で27000円ナリ。
食べ過ぎて腹が苦しい。
激しく穴場。また来ます。
■読了:新田次郎/孤高の人
上下巻。
むちゃくちゃ良かった。
すげー良かった。
後半は胸が締め付けられた。
キュンキュンきて、
最後、グワーンとやられた。
主人公がとにかく魅力的で、
他の登場人物もそれぞれに人間くさくて。
孤独は、全てを引き受ける。
絆は、時として責任を分散する。
人の絆に捕りこまれ、
恋愛に、山に、思想にとりつかれ、
人生の優先順位なんて
簡単にひっくり返ってしまう。
人は変わる。
時には成長。時には狂気。
その恐ろしさ。危うさ。面白さ。
それこそが生きる醍醐味。
なぜ山に登るのか。
なぜ人は生きるのか。
決まりは無い。答えは無い。
ただ問い続ける。
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